現代のビジネス環境では、迅速かつ効率的なソリューションが常に求められています。
特に、企業の経営者様や担当者様は、業務プロセスを最適化の必要性を感じておられますが、しばしば技術的な障壁やコストの壁に直面します。
そこで技術面やコスト面の課題を解決してくれるが、Google AppSheetのようなノーコード開発プラットフォームです。
では、Google アップシートで何ができるのか?
実例を交えながらAppSheetでできることについてお伝えします。
エクセル業務からの脱却
AppSheetはExcelやGoogleスプレッドシートなど、既に多くの企業が日常的に使用しているツールをアプリにすることができます。
既存のデータをアップシートに簡単に組み込むことができ、業務のデジタル化をスムーズに進めることが可能になります。
たとえば、在庫管理システムや顧客データベースなど、日々の業務でエクセルを活用しているなら、それをもっと便利に使えるアプリに変換できる、ということです。
短い納期で低コストで開発できる
AppSheetを利用すれば、アイデアをすぐに形にすることができます。
複雑な開発プロセスや長期間の開発時間を必要とせず、数時間から数日でビジネスニーズに合ったアプリを低コストで実現できるのです。
これはノーコードのAppSheetだからできること。
他社で1000万円以上だったシステム開発見積もりが、AppSheetでは10分の1以下の費用で作成できた、実際に当社ではこのような事例もあります。
リソースが限られている中小企業や、迅速なデジタルトランスフォーメーションを求める企業にとって低コストで開発できることは大きなメリットです。
Google AppSheetは自社のニーズに合わせたアプリケーションを開発できる革新的なツールです。
直感的な操作性と既存データの活用能力により、業務の効率化とデジタル化を迅速に推進することが可能です。
AppSheetの活用によって、ビジネスプロセスの最適化を図り、競争優位性を高めたいと考えている企業にとって、これ以上ないソリューションとなります。
スマホからもPCと同じように使える
Google AppSheetの大きな魅力は、そのマルチプラットフォーム対応力にあります。
スマートフォン、タブレット、PCなど、さまざまなデバイスでアプリが動作するため、ユーザーは場所や時間を問わずに必要な情報にアクセスできます。
外出中やリモートワーク時でも、業務に必要なデータの確認や更新が容易になります。
例えば、
在庫管理担当者が倉庫でリアルタイムで在庫状況をチェックする
現地調査の写真を現場でデータ登録する
など、
『会社に戻ってから、、』
という必要がなくなり、業務コストの削減につながります。
アップシートの導入支援から開発まで専門チームがサポートします
リアルタイムに更新できる
マルチプラットフォーム対応は、業務の効率化にも大きく貢献します。
スマホ、パソコン、使用するデバイスの種類に関わらず、同じアプリケーションを通じてデータ管理を行うことができ、かつ、リアルタイムでデータは更新されます。
例えば、エクセルなら、
ファイルはどこ?
最終更新はいつ?
といった問題が起こりがちですが、AppSheetならそれは起こりえません。
なぜなら、AppSheetはリアルタイムでデータが更新され、かつ、利用者は全て同じデータを見ることができるからです。
これはエクセルではできないことであり、AppSheetの強みといえます。
自由にカスタマイズできる
AppSheetでアプリを作るにあたって、開発制限はありません。
独自の機能を追加することが可能です。
この高度なカスタマイズ性により、ユーザーは自分たちの業務フローや運営スタイルに最適化されたアプリケーションを実現できます。
そのため、顧客管理、在庫管理、物件管理、営業分析、など業種や目的に合わせてオリジナルのアプリを自由自在に開発できます。
AppSheetの真価はカスタマイズの自由度にあります。
アイデア次第でどのようなアプリでも開発することができます。
データの一元管理で作業の無駄がなくなる
Google AppSheetは、データ管理の能力においても非常に優れています。
リアルタイムで更新でき、利用者は全てアプリを使って業務を行うことになります。
これはつまり、データを一箇所で統合し、一元管理が可能になる、ということです。
これにより、データの重複や不整合を避け、常に最新の情報に基づいて意思決定を行うことができます。
二重メンテはデータの不整合だけでなく、業務の無駄でもあります。
「1のファイルを作って、2のファイルにも記載して、、、」
こういった業務は取り組んでいる方にとっても、面倒な業務でありやる気を削る作業です。
経営者やシステム管理者の方であれば、なんとか削減したい業務の1つではないでしょうか。
AppSheetならこれらの無駄な作業をなくすことができます。
アップシートの導入支援から開発まで専門チームがサポートします
スマホの機能をフル活用できる
AppSheetの強力な点の一つに、スマートフォンやタブレットなどのデバイスが持つ機能をアプリ内で直接利用できることが挙げられます。
カメラ機能
バーコードスキャナー
OCR
などを活用できます。
例えば、
さまざまなシーンやシチュエーションでの応用が考えられます。
これらの機能を組み合わせることで、紙ベースの作業や手作業によるデータ入力の時間を削減し、業務プロセスを大幅に効率化することができます。
そしてAppSheetは自社の業務に合わせて作ることが可能になるので、これまでできなかったことが、AppSheetなら実現できます。
ネットに繋がらなくも使える
Google AppSheetの大きな強みの一つは、オフラインでの動作能力です。
この機能により、ネット環境が不安定な場所でも、データの閲覧や編集が可能になります。
外勤業務やリモートエリアでの作業が多い業種にとって、これは非常に価値のある特徴です。
オフライン対応により、ユーザーはいつでもどこでも重要な情報にアクセスし、業務を継続できます。
AppSheetのオフライン機能は、アプリが自動的に最新のデータをデバイスに保存し、オフライン時にはこのローカルデータを利用します。
そして、オンラインに戻った際には、変更点を自動的に同期させます。
このプロセスは完全に透明で、ユーザー側での特別な操作をする必要はありません。
オフライン機能のおかげで、データの閲覧や更新作業を、インターネット接続の有無に関わらず安心して行うことができます。
高いセキュリティ機能
Google AppSheetは、高度なセキュリティ機能を備えており、企業が扱う大切なデータを保護します。
Google Cloudのセキュリティインフラを背景に持つAppSheetは、アクセス制御、データ暗号化、安全なデータの保存と転送など、企業レベルのセキュリティ対策を提供します。
セキュリティを意識することはあまりないかもしれません。
しかし、それは裏側で堅牢なセキュリティの仕組みが提供されているからです。
アップシートの導入支援から開発まで専門チームがサポートします
Automationで自動化できる
Google AppSheetにはautomationと呼ばれる機能があり、これにより様々な連携を行うことができます。
例えば、この機能を利用することで、アプリユーザーは重要な更新や通知を即座に受け取ることができ、情報の遅延や見逃しが大幅に減少します。
他にも、ボタンを1つ押すだけで、データが入力され、その入力されたデータを元に請求書を作って、担当者に自動で送付、このような処理ができます。
実際のあるお客様との相談事例
テンプレに沿って、約1000個の物件資料を作る必要があったのですが、これをアップシートで実現することにしました。
仮に1つの物件資料を作るのに30分かかるとしたら、30000分もの時間が掛かる計算になりますが、アップシートのオートメーション機能で実装すれば、ワンクリック、10秒ほどで済みます。
これがオートメーションの魅力であり、アップシートで業務改善なのだと思います。
他システムとも連携できる
さらにGoogle AppSheetに実装されている、Webhookという機能を使えば、slack、chatwork、teamsといった他システムとも連携ができます。
アップシートのデータ更新をslackに通知して、ワークフローの完了を知らせる
といったように、要望に合わせてフローを組むことができます。
AppSheetの通知機能は、チームの生産性向上に寄与する重要な機能です。
実際にできるアプリの実例
ではいくつかお客様のための構築したデモアプリをご紹介します。
本アプリは公開できないのでデモアプリとなります。
案件管理アプリ
今までエクセルで管理していた案件をアプリ化したものです。
各担当者の方が個人のエクセルで管理しており、一元管理できていませんでした。
これをAppSheetを使って一元管理管理。
例えば、異動や退職があっても、どこにデータがあるのかと探す必要はありません。
さらにアプリを触らない他の関係者向けの一覧帳票もスケジュールで作成するようにしています。他にもlooker studioという機能に連携して高度な分析も可能です。
ダッシュボードの視覚化
これは案件管理のデータを簡易グラフ化したものです。
日々の登録データが自動でグラフになります。
また左のコントロールを変更することで、グラフも変わります。
もっと詳細なデータ分析が必要な場合にはLooker StudioというGoogleの別システムを利用します。
この機能も無料で利用できます。
地図情報(Google map)との連携
AppSheetは住所情報を登録することでそれを地図情報に連携する仕組みが用意されています。
さらにその地図のピンの色も設定に応じて変更することができます。
このアプリは現地ではスマホで、社内ではPCで実行することを想定しており、レポートの出力もワンクリックでできるようになっています。
問診票の電子化
病院へ行くと必ず問診票を記入しますが、これを電子化したアプリです。
データとしても蓄積されていくので紙の管理がなくなります。
またセキュリティ面も考え、問診票を記入する患者さんは、記入フォームしか開くことはできません。
患者さんは記入しかできないが、医療関係者は記入されたデータを見れる、という制御も加えています。
https://macbe.co.jp/medical-questionnaire-dx/
アップシートの導入支援から開発まで専門チームがサポートします
理想のアプリケーションを実現しよう
Google AppSheetは、高いカスタマイズ性を持っており、お客様独自の機能やデザインをアプリに組み込むことができます。
特定のビジネスニーズに合わせたオリジナルのアプリケーション開発が可能になります。
手間だな、、これが自動でできたらな、、
そういった業務の課題や要望を解決するソリューションをAppSheetは提供することができます。
アップシートで業務改善、ビジネスを加速ください。なお当社では、このAppSheetを使ったアップシートマジックというサービスご提供しています。
ぜひチェックしてみてください。