先日お客様からこんな質問を頂きました。それは、
「広告の目的は無料体験の申し込みですが、
LINEの追加もコンバージョンとして計測したほうがよいでしょうか?」
というものです。
これは
ホームページからの申込だけでなく、
LINEの友達追加も広告の成果とみなした方がいいのか?
という質問でした。
この質問に対する答えは
yes
つまり、
LINEの友達追加もコンバージョンとしたほうがいいです。
ではその理由をお伝えします。
LINEを広告コンバージョンとする3つの理由
皆さんが広告を出す目的は何でしょうか。
それは商品やサービスの知名度を上げ、新たな顧客を獲得することだと思います。
それには広告の成果を正確に測ることが重要です。
LINEの友達追加がユーザーの行動を読み解く指標になる
ここで重要なのが、「LINEコンバージョン」の考え方です。
ホームページから直接申し込むよりも、LINEの友達追加という行動のほうがユーザーにとってハードルが低いと考えられます。
そのため、この友達追加を広告の成果とみなすことで、広告がどの程度効果を発揮しているのかをより具体的に理解することができます。
つまり、LINE友達追加もコンバージョンとすることで、広告の成果を可視化し、マーケティング戦略の最適化を図ることできるようになります。
広告のターゲティング精度が高まる
次に、広告のターゲティング精度を高めるという観点からLINEコンバージョンの活用について考えてみましょう。
現代の広告(GoogleやYahoo、SNS広告)では、機会学習と呼ばれるAIが大いに活用されています。
これらのAIは、広告の成果を学習し、それをもとに広告の配信していきます。
ここで、
LINEの友達追加を広告の成果と定義する
と、どうなるでしょうか?
AIはこの情報を学習し、それをもとに広告を出すべき人を選定することができます。
つまり、LINEの友達追加をしそうな人に広告が配信され、広告の精度が向上し、結果として広告からの顧客獲得数が増え、獲得単価が下がる可能性があります。
マーケティング戦略を最適化できる
最後に、どこに注力すべきかという視点からLINEコンバージョンの利用について考えてみましょう。LINEからの問合せが多い場合、それはLINEとのやり取りに注力すべきであるというシグナルとなります。
具体的には、友達追加の後のコミュニケーションやLINEからの販売などに力を入れると良いでしょう。
逆にLINEからの問合せが少ない場合、ホームページの改善などに注力する必要があります。
これは、LINEからの問合せが少ないということは、まだユーザーに対してLINEの存在や有用性が十分に伝わっていない、もしくはユーザーがそもそもLINEをあまり活用していない可能性があるからです。
そのような状況では、まずはホームページやランディングページを改善するべきでしょう。
広告成果の最大化に向けて
ここまで述べてきたように、LINEコンバージョンは広告の成果を最大化する上で非常に有効な手法です。
広告の成果を正確に把握し、ターゲティング精度を上げ、マーケティング戦略を最適化する。そのためにはLINEコンバージョンも計測したほうがいいわけです。
各企業の状況に合わせた活用を
それぞれの企業や商品、サービスの状況によって最適な戦略は変わります。
しかし、その最適な戦略を見つけるためには、まずはデータを収集し、それを基に考えてみることが大切です。
LINEをコンバージョンとしてマークすることは、その一つの手段として、皆さんのマーケティング戦略に大いに役立つことでしょう。
マーケティングにデータを活用する
広告を出す上で、データは非常に重要な要素です。そのデータを元にした分析によって、広告の効果を最大化することが可能となります。そして、そのためには広告の成果としてどのようなデータを取得するかが重要となります。
その中でも、コンバージョンはユーザーの行動を深く理解するための重要なデータの一つです。
このコンバージョンを活用することで、より効果的なマーケティングを展開することが可能となります。
皆さんもぜひ、データを活用したマーケティング戦略を実行してみてください。