SEOに取り組んでいるけれど成果が見えない、これかSEOに取り組もうと思っているけれど、本当に成果を出せるのか、集客できるか不安、と悩んでいませんか?
ウェブマーケティングに取り組む人が増えている現状を踏まえれば、以前よりも成果を出すことは難しくなっているでしょう。
またyoutube、tikitok、SNSなど、集客の方法が多様化した今、集客効果があるのか疑問を感じることもあると思います。
検索がなくなることは有りません。
SEOは今も有力な集客施策の1つであり、SEOで成果を出せば安定集客につながります。そして、SNSと掛け算することでさらに大きな成果を生むことができます。
SEOで成果がでない方やこれから取り組む方に向けて、SEOを成功させるポイント、そして失敗する人の共通点をお伝えします。
SEOを成功させるために
SEOとは基本的にブログ(コンテンツ)を積み上げていく作業ですが、闇雲にブログを書いても成果は絶対に出ません。成果を出すために必要なポイントをお伝えします。
SEOのルールに準拠すること
SEOにはルールがあり、Goolgeが推奨している事項があります。
例えば、基本的なルールとして、
- 画像に代替テキストを入れる
- メタディスクリプションを入力する
- URLは乱数や数値の羅列ではなく意味が通じるものにする
- タイトルにはキーワードを入れる
などがあります。
SEOは相対比較です。
コンテンツが膨大に増えた今、コンテンツ以外でも差別化する要素が必要です。
もし同程度の評価をされる記事があり、
- SEOのルールに準拠している項目が10のうち8つ
- SEOのルールに準拠している項目が10のうち1つ
そうなった場合、どちらが上位に表示されると思いますか?
検索結果の順位を決める仕組みをアルゴリズムと言いますが、このアルゴリズムは公開されていません。
そのため、どういう仕組みで順位が決定されるか分かりませんし、評価はもっと多面的です。しかし、後者の方が上位に来る可能性が高いのではないでしょうか?
ルールを守らないのに、SEOで順位が上がらない、評価されないというのはナンセンスです。
ガイドラインに書かれている内容に準拠するのが最低限の条件です。
検索のニーズがあること
SEOとは検索結果の上位に表示させ、自社サイトにアクセスを集めることが目的です。
検索上位に表示されるには「検索される内容」でなければいけない、ということです。
つまり、「自分が書きたいことではなく、相手が知りたいことを書く」ことが重要です。
youtubeやSNSはレコメンドやフィードが流れていくので、興味のある内容だとついついクリックしてみてしまう、ということがあります。
しかし、SEOは検索されなければ人の目に触れることはありません。
例えば、「今日の私のランチ」などのブログを書いても誰も検索してくれません。しかし、「SEOで成果を出す方法」であれば興味がある方もいるでしょう。
独りよがりのコンテンツではなく、相手が知りたいことを書くのが大切です。
検索のニーズに応える
検索のニーズがあることに加えて、もう1つ重要なのが「検索のニーズに応えること」です。
人はどんな時に検索するのか?
それは知りたいことがある時です。
何もないのに突然検索することはありません。
- 今日のお昼何を食べようかと思うから、ランチと検索する
- キャンプをしてみたいと思うから、キャンプおすすめと検索する
- 子供の学力が心配だから、勉強できないと検索する
何かを知りたいから、検索するわけです。
そして検索結果は、その疑問に対する答えでなければなりません。
もし、ラーメンと検索したときにお寿司やが出てきたら、「全然知りたいことじゃない」となるわけです。
わかりやすくラーメンにしましたが、これからSEO対策として作るコンテンツは、ユーザーの検索した答えになっていないといけません。
ユーザーの検索ニーズに応えていないコンテンツは、上位に表示させる意味がないわけです。
もし、今まで作ったコンテンツがユーザーの疑問に答えていないコンテンツであれば、すぐに改善する必要があります。
検索のニーズに応える、つまり、ユーザーの疑問に応えるコンテンツであれば上位に表示されるようになります。
上位に表示する価値のある記事であること
1つ質問です。
「御社(あなた)のコンテンツは、他のページと比較して価値あるページと言えますか?」
どうでしょうか?
「はい!」
と答えられましたでしょうか?
それとも、
「うーん、ちょっとダメかも、、、」と思ったでしょうか?
実はこれはGoogle公式に書かれているコンテンツの品質に関する質問の1つです。
SEOではよく「質の高い記事が大切」と見聞きしますが、結局のところ、質の高い記事とは上位に表示する価値がある記事のことです。
- どこにでも書かれている一般的な内容、
- 新しい発見のない記事
- 他の記事を真似たコピーコンテンツ
これらは1位に表示する価値はありません。
知らないことを知れるから検索する価値があるのです。他にはない新しい発見があるコンテンツをめざしましょう。
トレンドやアルゴリズムを追わないこと
以前、当社に頂いた営業電話で
御社のホームページはSEO対策をすればもっとアクセスが伸びます!
という連絡を頂きました。
具体的な話を聞いたところ「グローバルナビと見出しにもっとキーワードを盛り込んだほうがいい」といった内容だったような気がします。(ちょっとうろ覚えですが、、)
ウェブマスターのガイドラインには「グローバルナビは画像でなくテキストで作る」とは書かれています。
しかし「見出しにキーワードを盛り込んでください」とはどこにも書かれていません。
そのため、ひょっとしたら提案に従って見出しにキーワードを盛り込んだら順位は上がったかもしれません。
しかし、こういったテクニカル的なSEOは追いかける必要がありません。
なぜなら、Googleは「どうすれば上位に表示されるのか?」そのアルゴリズムは開示していませんし、今はそれが正しくても、次のアルゴリズム更新でそれが正しくない状況になるかもしれないからです。
検索結果の順位を決定するアルゴリズムはアップデートされ続けています。
テクニカルなSEOで上位を追いかけるのではなく、検索ニーズに応える記事を書きましょう。
「これで勝つ」と決めてテーマを絞ること
サイトの専門性を高めるために、コンテンツのテーマは絞りましょう。E-A-Tという観点からもテーマは絞るべきです。
なんでもできる人よりも1つのことが上手くできた方がいいです。
「何が得意なの」と聞かれて、
なんでもできます!
よりも
SEOなら誰にも負けません!
という人の方が頼みたくなるはずです。
「テーマは何か」これを決めて絞り取り組まなければばいけません。
絞った方が目立ちます。
2ページに表示される記事がたくさんあるよりも、1位をとっている記事が1つある!
このほうがアクセスは増えます。これで勝つ!と決めて取り組みましょう。
継続すること
これはSEOに限ったことではないですが、継続しなければ成果はでません。SEOの成果は以下のようなグラフを描きます。
SEOの相談を受けますが、「ブログを書かないといけませんよ」と伝えますが、結局みんなブログを書いていません。それでは、成果はでません。
SEOは価値あるコンテンツを積み上げていく作業です。
コツコツと続けた人だけに成果が現れます。それはyoutubeでもインスタグラムでも同じでしょう。
この「続けること」が一番難しいです。1記事、2記事書くのは簡単です。しかし、継続的に何記事も作っていくのは大変な作業です。
そのため、継続するためには継続の仕組みを考えなければいけません。
作った記事をリライトすること
リライトとは作成した記事の書き直しのことで、ある程度時間が経ってからの施策です。
ブログ記事が溜まっていないのにリライトしても効果は感じられないでしょう。
リライトの目的は2つ
リライトには下記の2つの目的があります。
- 上がらない順位を上げる
- 下がった順位を上げる
「記事が古くなったからリライトする」は戦略ではありませんし、労力に対して成果がでません。
この2つを目的を意識してリライトする記事を選びましょう。
なお、リライトする際は以下の観点でリライトをすると成果がでやすいでしょう。
リライトするときのポイント
- リライトする古い記事から新しい記事への内部リンクを貼る
- リンク切れをチェックする
- 古い情報を更新して新らしくする
- 新しい情報を追加する
ぜひ参考にしてみてください。
SEOに失敗する人の共通点
SEOに失敗する人の共通点は、ここまでご案内した成功することの裏返しとなりますが、SEOで成果がでない理由は次の2点に集約されます。
- SEOのやり方が間違っている
- 継続できていない
1.SEOやり方が間違っている
例えば、成功するためのセクションでもお伝えしたように、SEOには準拠すべきルールがありますし、ユーザーの検索ニーズに応える必要もあります。それに他のコンテンツよりも良い記事でなければいけません。
進むべき方向が間違っていたら成果はまず出ません。正しいやり方でSEOを実践することが大切です。
2.継続していない
これは失敗というか成果が出ない人の共通点になりますが、継続しないことです。SEOは無料でお客様を集めらますが、広告のような即効性はありません。
成果が出るまでに半年くらいは掛かると考えたほうがいいです。
継続することが最も大変なことですが、継続しなければ成果が得られないがSEOです。
SEOを成功させる上でもう1つの重要なポイント
ここまでSEOで順位を上げること、アクセスを稼ぐという意味においての成功ポイントをまとめてきました。
けれどSEOにはもう1つ重要なことがあります。
それは、お客様を行動させること、です
お客様を行動させる
分かりやすく事例で説明しましょう。
毎月10,000のアクセスのあるウェブサイトで問合わせ率が0.1%の場合
→問合せ数は10件
毎月5,000のアクセスのあるウェブサイトで問合わせ率が0.5%の場合
→問合せ数は25件
アクセスを集めるだけでは意味がないということ。
アクセスがあっても売上が上がらなければ意味がないのです。
どうすればお客様を行動させられるのか?
アクセスはあるのに、問い合わせがされないサイトは多いです。
問合わせがないサイトはアドセンスなのどの広告のクリック率においても大きく違います。
なぜこのような差が生まれるのか?それはコンテンツの種類が関係しています。
疑問と悩み
私がSEOとして制作するコンテンツは2つの種類に分けて考えています。
それが、「疑問系コンテンツ」と「悩み系コンテンツ」です。
疑問形のコンテンツ
疑問形のコンテンツとは、
- 三平方の定理とは?
- コアウェブバイタルってなに?
- 建国記念日、いつ?
など、疑問に対する回答になっているコンテンツです。
こういったコンテンツは調べて満足なので、行動につながりにくいです。
悩み形のコンテンツ
悩み形のコンテンツとは、何かしらの悩みに対する答えとなっているコンテンツです。
- 子供が勉強できない
- マンションの管理費が高い
- ウェブから問合せがない
など、悩みに対するコンテンツです。このコンテンツは行動につながり、成果が出ます。
人は悩んでいるから行動します。
もちろん、コピーライティング、セールスライティングなどのスキルを磨くことも大切です。
SEO対策する上ではキーワード調査が重要といいますが、その時には検索ボリュームではなく、悩み系のキーワードかどうかもしっかりチェックしましょう。
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SEOを成功させる上で重要な事
SEOを成功させる上で大切なことは
- 成果の出るSEO対策を実行すること
- 継続すること
インプットでは永遠に成果はでません。
必ずアウトプットするようにしましょう。
成果の出る方法を実行し、継続すれば必ず、SEOで上位はとれます!